今の痛み・つらさは未病予防の扉かもしれません

妊娠,出産を終えて-稀発月経

今年の1月、私たち夫婦は長女を授かることができました。無事に出産を終えるまでには、様々なことがありました。私はもともと生理不順で、我慢できないほどの生理痛を味わうこともザラでした。
また、出血を伴う卵巣嚢腫が見つかり、緊急に開腹・切除の手術を受けたこともありました。

ただ、ドクターには将来出産はできるといわれていたので、安心はしていました。
結婚してから3年を過ぎた頃、生理の間隔が3ヶ月空いたことを機に、婦人科へ通院することにしました。
診察の結果、稀発月経。排卵が上手く行われていないとのことで、まずは生理を順調なものにするため、ホルモン剤による治療が始まりました。

服用中は子供を作ることはできず、また副作用で体重がみるみる増え、いつまでこのようなことが続くのか、不安な日々を過ごしていました。そして、服用している期間は順調なものの、服用を中止するとやはり上手くいかないことが分かりました。
それを受けて排卵誘発剤を使用しての治療を進めていくことになりました。

ただ、ドクターには「多胎妊娠になる可能性が高く、母体へのリスクも大きい。
しばらくは妊娠を勧められない」と言われていました。そのような状況の中、奥野先生に治療をしていただきました。奥野先生には何年かお世話になっていたのですが、ズボラな私はしっかり行かないことも多く、そのときも久しぶりの治療でした。

そして奇跡が起こりました!なんと治療に行って一ヶ月が過ぎた頃に妊娠が判明したのです。しかも、治療してから妊娠が分かるまでの間は誘発剤での治療を始める直前で、ホルモン剤の服用を止めた期間だったので、これには私たちも驚きを隠せませんでした。

妊娠中は、血圧が高かったり切迫早産で入院したりと大変なこともありましたが、予定日から3日目に元気な女の子を出産しました。現在娘は4ヶ月母子共に健康に過ごしております。とにかく可愛くて可愛くて、こんな幸せを運んできてくれた娘には、「産まれてきてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいです。

そして、まさにゴッドハンドを持つ奥野先生にも心より感謝しています。そして…かつての私と同じように不妊でつらい思いをされている方々にも、いつかこのような幸福な時間が訪れますよう、心よりお祈りいたします。

稀発月経の治療 女性

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