
初孫の誕生に主人も私も大喜びでした。日々の成長を楽しみにしながら孫とは
こんなにも可愛いものかと実感する日々でした。あっという間に一年が過ぎ、
大きな病気もせず無事に一切を迎えることができた喜びと感謝の気持ちを込め、
家族全員で孫の一才の誕生祝をしました。
そのときはまだ歩く気配はなかったのですが、人間時期が来れば歩くものだと
楽観的に思い込んでいました。
ところが一才一ヶ月が過ぎても、一才2ヶ月が過ぎても一才3ヶ月が過ぎても
立とうともしない歩こうともしない。立たせようとしても床に足が触れると、
引っ込めてしまう孫を見たときに、もしかしたら一生歩けないという障害を持って
生きていかなければならないのかと思うと心配のあまり涙が止まりませんでした。
私たち以上に息子夫婦は心配をし保健所での指導によりCTスキャンや
レントゲンを撮ったりしたのですがまったく以上はないということでホッとはした
ものの、まだ立とうともしない、歩こうともしない立たせようとしても両足を
引っ込めてしまう孫を見たときに私の命に代えても歩けるようにしてあげなければ
と思いました。
CTスキャンやレントゲンを撮っても異常がないのならば奥野先生しかいないと
思い友人のMさんに電話で事情を説明し奥野先生のところに連れて行ってほしい
とお願いしたところ、風邪で熱をだし寝込んでいたのにもかかわらず寒い中、
連れて行っていただきました。
奥野先生に治療をしていただく時に「私の命に代えてもこの孫を歩けるように
してあげたいので、よろしくお願いします。」とわらにもすがるような思いで
お願いしました。
そして毎週金曜日の通院が始まりました。1回目、2回目の治療を受けても
あまり変化はありませんでしたが、3回目の治療後待合室に戻った直後に
今までバタフライのようなハイハイをしていたのが両手を左右交互に出しながら
前進していく孫を初めて見たときには驚きとうれしさで孫の母親と一緒に手を
取り合って喜びました。
そのときに奥野先生は「手ごたえを感じてきたよ。」と一言おっしゃって下さい
ました。
その一言に励まされ、歩けるようになることを信じて特別な用事がない限り
毎週通院させていただきました。その間不思議な事に治療後待合室に戻ると、
今まで一人で立つこともできなかった孫が初めて数秒間立てるようになったりと
今までできなかったことが治療後にはできるようになったりとの積み重ねによって
1才8ヶ月にしてやっと、やっと歩けるようになりました。
まだ歩き方はおぼつかない時はあるものの歩けることがうれしいのか「クック」
「クック」と靴をはいて外に出たがる様にまでなりました。息子夫婦共々ただただ
奥野先生には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
これらのことを通し当たり前に思っていたことが、また当たり前にできることが
どれほど尊く、感謝すべき事なのか、そして人間は、生かされている存在で
あること等等、人間として大切なことを改めて気づかせていただきました。
ありがとうございました。
歩けない症状の治療